教育プラットフォームのあらゆる機能をWeb API経由で利用可能
API(Application Programming Interface)とは、ソフトウェアアプリケーション同士がコミュニケーションを取るためのインターフェースや規約のことを指します。簡単に言うと、APIは異なるソフトウェアが互いに機能やデータをやり取りするための橋渡し役です。Web APIとは、インターネット(Web)を介して利用できるAPIのことを指します。
Bownet OpenLEAPの利用者が接するフロントエンドであるLMS(Canvas LMS、OpenCEAS、その他)の機能を、Web API経由で他のアプリケーションプログラムから呼び出して、教育システムの運用現場における課題を簡単に解決できます。
- 複数システム間のデータ連携
- 教育業務の自動化、一括処理
- フロントエンド機能の拡張
- Canvas LMSをバックエンドとして動作する独自Webアプリ
- モバイルアプリケーションの開発
- 学習データの分析
Canvas LMSやOpenCEASに存在しない独自コンセプトの機能を必要とする場合でも、これらのWeb APIを活用することで、高度なカスタマイズにより要件を満たします。
OpenLEAPのLearning Analytics
LMSの学習データをLRSに蓄積
LRS(Learning Record Store)とは、学習活動のデータを保存、管理、共有するためのシステムです。企業や教育機関におけるオンライン教育で、学習者の活動を一元管理・追跡し、効果的なトレーニングや学習の最適化に役立てられています。
OpenLEAPで発生する様々な学習活動データをWeb APIを介してクラウド上のLRSに蓄積できます。
例えば、LMSの学習データはトラッキング用分散データベースと統合分析用のLRSに蓄積されます。データ格納形式は学習履歴データの世界標準規格として普及している1EdTech(旧IMS) Caliper Analyticsに準拠しています。
LMSのWeb APIを利用したり、LRSに蓄積された学習ログを抽出することで、俯瞰的な学習フォローアップを可能とする学修ポートフォリオ管理のために活用できます。