世界共通の技術基準に基づいて発行されるデジタル証明書/認証であるオープンバッジについてご紹介します。
デジタルバッジは、個人の持つスキルや経験を証明するデジタル証明書のことです。電子履歴書やメール、SNSに貼ることで自身のスキルを簡単に証明することができます。
中でも国際標準規格(※1)に沿って発行されたものがオープンバッジ(Open Badges)と呼ばれるバッジです。
「バッジ名」「発行者」「授与日」「受領者」「有効期限」「スキルの証明内容」などの規格が統一されているため、異なる発行団体から受諾したオープンバッジを一元管理し、個人の永続的な資産とすることができます。
つまり、企業や大学などの教育機関、ボランティア活動団体や趣味の資格試験団体など、それぞれ別のバッジ発行組織から取得したバッジを一つのオープンバッジプラットフォーム上で全て同じように管理できるのです。
オープンバッジは達成内容が証明された状態で、 Web 上の好きな場所に表示できるため、種類の異なるバッジを組み合わせて、雇用や教育、生涯学習だけでなく、趣味やコミュニティ活動のためにも利用することができます。
多くの企業や研修機関、大学・学校、公的機関、資格試験団体等がオープンバッジを続々と発行し、急速に広まっています。
Canvas LMSにおいても、このようなプラットフォームアプリとLTI連携して、オープンバッジを利用することができます。
※1:1EdTech Consortium Inc.(旧 IMS Global Learning Consortium)