ブループリント機能を利用して複数コースで利用する教材を一元管理することができます。
複数のコースで同じ教材を利用したい。そのような場合にオススメしたい機能がブループリント機能です。
教材を管理するコースをブループリントコースとして、教材を利用するコースを複数作成し、1対nの主従関係を構成します。
ブループリントコースと教材を利用するコースの構成はシステム管理者が設定します。
教材の内容を変更したい場合は、教材のマスター管理を行うブループリントコースの教材を変更し、同期処理を行います。
同期処理によって、複数の教材を利用するコース全てに変更内容を反映することができます。
教材編集のロック
その他、ブループリントの便利な機能として「教材にロックをかける」機能があります。
例えば、ブループリントコースの教材を利用させるのは構わないが、利用先のコースの担当講師が教材内容を勝手に変更するのは禁止したい。というような場合、教材編集ができないようロックをかけることができます。
ロックがかけられている間は、ブループリントコースの担当講師以外は教材の内容を変更することが一切できなくなります。
ロック対象外の教材については各コースで自由に変更が可能であり、同期処理が行われた場合にも上書きされることはありません。
このロックは教材全体だけでなく、教材の設定項目(説明文、点数、期日等)に対して個々に設定することもできます。
課題の説明文は編集できないようにロックするが、提出期日に関しては各コースで自由に設定可能とする等の細かい設定を行うことができます。
教材の管理を徹底するための機能
同じ教材を複数コースで利用する方法としてはブループリント機能以外にも、「コースコピー」や「コースのエクスポート/インポート」等の選択肢があります。
数ある選択肢の中でブループリント機能を利用するメリットは以下の2点です。
- 教材の更新を複数コースの教材に同期することができる。
- 教材にロックをかけることで、配布先のコースでも教材オリジナルの状態を保つことができる。
つまりブループリント機能は、教材を共有しながらも利用管理を徹底したい場合に向いています。
例えば、「複数拠点を持つ塾を経営しているが、各拠点で同じ教材を使いたい、教材内容については本部で管理したい」というような場合、ただコースコピーで教材を配布するだけでは、教材管理を徹底することができません。
ブループリント機能を利用することで、教材を手軽に配布するだけでなく、配布した後にも内容を管理することが可能になります。